仕事は踊る、されど進まず

仕事が終わらない。 既存の仕事はもちろん新規の仕事もまったく進まない。 なぜ仕事が終わらないのだろうか。 どうして終わらないのだろうか。 そもそも終わらせる必要のあるものだろうか。 いや、そもそも仕事とは何か。 …… 寝るか。

「原稿整理」「リライト」と言うけれど

我々編集者の仕事の1つに、原稿の表記のゆれや誤字脱字の統一・整理などを行う、原稿整理というものがある。著者の原稿を「適切に」「読みやすい形で」「誤解されないように」加工するというものだ。 これはすべての刊行物にとって重要な工程である。なぜな…

忘れていた

ブログの存在を半分忘れていたので掃除機をかけてから更新します。

最近の国内幻想文学の状況を見て

気がつくと以前の投稿よりひと月以上経っていた。忙しさにかまけて更新していなかったというわけだ。まったくくだらない話である。 そんな話はさておき、今日は私が好きなジャンルについて語ろうと思う。 私は幻想文学、いわゆるファンタジーが好きだ。『ハ…

「俺ら東京さ行ぐだ」に見る「田舎」

「俺ら東京さ行ぐだ」という歌を知っているだろうか? 演歌歌手・吉幾三1が1984年に発表した楽曲だ。田舎者の主人公が、田舎に嫌気がさし、東京に出ようとする内容である。曲名は知らなくても、「ハア〜テレビも無エ、ラジオも無エ」「俺らこんな村嫌だ」と…

日本語は「非論理的」なのか?

前置き 私はあくまで日本語を愛する1人のネイティブスピーカーである。論理学を修めてなどいないし、言語学は私の貧弱な知性では理解できなかった。ついでに言うとハト派ではあるが、保守寄りだ。そのため多分に主観的な意見や、自己勝手な解釈をする(と思…

144

144という数字が好きだ。 昔からずっと偶数が好きだ(理由はわからない)が、その中でもとくに144は別格だ。 144は偶数でもあるし3の倍数でもある。これがなんとすばらしいことか。 偶数の素数と奇数の素数が織りなすハーモニーだ。 12の次乗がこんなに美し…

をとこもすなるぶろぐといふものを

そもそもの話 私にとって、文章を書くという行為(ここでは書き物と呼ぼう)は、それが短かろうと長かろうと、非常に面倒で退屈で、おもしろくなく、苦痛な行為だ。そもそも編集者になったきっかけも、文章を書くのが嫌いだから、楽しくないからだった。 幼…